「禁断の果実に手を出す台」

スキップボタンの話をしたら、“あった!あった!”と思い出した方も多かったらしく、パチンコ台の歴史の中には消えていったモノもあれば、予想もしていなかったモノが搭載されたり、いまとなっては牙狼のパーフェクトフェイスオブガロの顔がデータランプを隠しても、台が今の牙狼より甘かったので日本中のパチンコファンが受け入れて大ヒットしたのもいい思い出です。

あの魔戒ノ花の牙狼ブームは夢だったのでしょうか。甘くしすぎて辛くなってしまって、当らなくなるとデータが見えないというクレームのほうが強くなるというのが悲しいパチンコ台の人気の運命です。

一度味わったらクセになる連チャンがパチンコ&スロットの魔力です。
ある意味、音楽業界で“禁断の果実”と言われている“カノンのメロディ”です。この曲調で歌を作ればメガヒット曲になると言われて、過去にもテンポやイメージは違っても、カノンの旋律で大ヒットした曲を皆さんはよくご存知のはずです。
しかし、“一発屋”と言われるほど、それ以上の曲が作れず、音楽生命を絶ったアーティストも数知れずです。

パチンコも同じで、爆発的な大ヒット台の続編はなかなか作れず、きのうお話ししたスキップボタンのような禁断の果実で10年ぶりのヒットとなった花満開極を放った西陣は、いまはもうありません。

これからお盆に向けてさらには年末商戦のパチンコ業界はとんでもない世界が広がっていることでしょう。
チャレンジ精神の強いメーカーは一体どこなのか、社員に一生分の利益を与えられるのはどの台になるのか。

2024年、禁断の果実がもぎ取られたと聞いています。
めっちゃ楽しみなドンキホーテです。

P.S. 今日は“1億円へのカウントダウン”のカラー漫画を描いて実戦なしです。