確率の例としてサイコロがあるが、人によって投げ方のクセも違うだろうし、投げた場所の状態も違えば、サイコロの種類が変われば、誰もがきっちり6分の1になるとは思えない。
同じようにパチンコにしても、打ち出すタイミング、玉を弾く強弱、玉の軌道が人によってバラバラであり、誰もが同じ確率で当たるとは思えない。
パチンコが確率どおりに当たらない事を証明したのが谷村ひとしである。
勿論、谷村ひとしが嘘を言っている可能性も全くない訳ではないが決定的な証拠がない限り事実だと扱うべきである。
パチンコは谷村ひとしのように期待値以上に勝つ人もいれば、その逆に期待値以下しか勝てない人もいるというのが真実なのではなかろうか。
ボーダー理論で検索すると勝てないというのが出てくる。
これも谷村ひとしのように勝てる人がいるとすると、ボーダー以上の台を打ち続けても負ける人がいるのは事実だろうと思われる。
勿論、半分以上の人はボーダー理論どおりにやれば勝てると思われるので谷村ひとしの言う事は聞かなくていいし、デタラメだとされる根拠がここにある。
谷村ひとしはパチンコが確率どおりに当たらない事を発見し、証明したのであるから、もっと評価されてもいい筈であるが、パチンコ界にはボーダー理論という勝ち方があるため評価されなかった。
それは谷村ひとしにとって不運なことである。
世間一般の常識として、簡単にマネできるのはすごくないのであって、簡単にマネができないものがすごいのである。