もうひとりの人物は家政婦・B子(64)です。B子は事件後、自宅前で報道陣の取材に応じていましたが、
その証言はブレブレ。にわかに「ホシ(犯人)ではないか」と注目を浴びています。

「当初、遺体の状況を『全裸でソファにもたれかかっていた』と話していましたが、途中から
『パンツがずり落ちていた』『バスローブを羽織っていた』と変遷。さらに
『(野崎さんの)机の中から微量の覚せい剤が発見されたんです』と言っていましたが、警察当局に確認し
たところ『覚せい剤なんて一切発見されてない』と全否定だった。『(遺体発見の)2時間前に2階から
ゴトンと物音がしたという話も作り話ではないかと見られています」(前出・社会部記者)

さらにB子には、覚せい剤と結びつく過去があるというのです。

「実は、元旦那が覚せい剤で何度も逮捕されているんです。彼とB子はいまだに連絡をとりあう
仲ということで覚せい剤は容易に仕入れられる立場にあるわけです」(捜査関係者)

現在、警察が入念に調べているのは覚せい剤の入手ルートです。A子、B子のいずれも重要参考人
ですが、むしろB子が一歩リードと言えるかもしれません。まだまだ取材を続けます。