続き
■2015年
この年の1月、商圏にはパチンコユーザーがいないにも関わらず、大型店がグランドオープンする。その結果がこれ。
@資金が底を尽き、出玉も出せず、ボッタクリ店のレッテルが張られる
A店を運営する資金もなくなり、もはや風前の灯
B中古台すら買えなくなり、入れ替えもできない
C電気、水道が止められそうになる寸前に
Dオーナーは完全に腐り、ヤサぐれる
この年の9月、月間最低売り上げ1200万円のワースト記録を塗り替え、1000万円を切る。
この時、起死回生策としてスタートしたのがweb戦略の強化。YouTubeで「ひげ紳士がパチンコ店買い取ってみた」をスタートさせる。

■2016年
動画を始めて8カ月後の5月、ついに念願だった月間売り上げ2000万円を達成する。さらに、8月には夢だった3000万円を達成する。
ところが、動画でアシスタントを務めてきたえっちゃんが10月に卒業。これでYouTube作戦も終わったかに思われたが、ひげ紳士の孤軍奮闘は続く。

■2017年
この年の5月、ついに月間売り上げ4000万円を達成する。幸チャレの日常の出来事をYouTubeで包み隠さずさらけ出してきたことが、共感を呼び新規ユーザーの開拓につながった。
どこまでさらけ出すかといえば、月ごとの売り上げ、粗利から、来店客数まで惜しげもなくさらけ出す。さらに決算発表までやってしまおうか、とひげ紳士は意気込む。
ちなみに、YouTubeを始めて2年半あまりが経つがこの年末年始営業は動画効果が実を結び、動画を始める前の1カ月間の売り上げを年末年始営業で叩き出した、という。