長いけどパチンコを辞めたいと本気で考えるのならば読むことを薦める。

パチンコをなぜやめられないのかは、ロジカルに本質を考えられるかどうか、という問題である。
まず始めに頭に入れてもらいたいのは、「パチンコは競馬や競輪のような「ギャンブル」ではない。」ということ。
店の主張は、
パチンコ=遊戯(遊び)、「遊戯」には対価を払うのは当然というスタンス。

なぜギャンブルとは定義しないか、いろいろ理由はあるが簡単には、
「盤前に晒されない抽選をギャンブルとして定義してはいけない。」と考えるといい。
(ルーレットやブラックジャック、競馬、宝くじの抽選などはスタートからフィニッシュまですべて盤前にさらされている)

ギャンブルでなければパチンコとは何か?
パチンコの本質はマルチ商法に近いと考える。
例えば、ある行為に1日100円払い続けて、その30日後に、同じ行為に「10円払っただけで2000円貰えた」とする。
当然1000円損している。にもかかわらず、次の日からまた100円払い続ける。なぜか
「10円が2000円になったこと」のみが記憶に刻まれやすいからである。
そして「この期待感」が実はパチンコ屋が儲けるための種となる。
その期待感のために1日に100円だった支払いが、500円、1000円と膨らむのである。
これが、
次にいつ来るかわからない「10円が2000円」のために数万円失うロジックだと心に留める必要がある。

つづく