http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1203/15/news032.html

 米Microsoftは3月9日(現地時間)、クラウドサービス「Windows Azure」で2月末に発生したサービス障害の原因について説明し、
返金対応すると発表した。

 クラウド部門担当副社長のビル・レイン氏が公式ブログに投稿した詳細な説明の参考翻訳を、日本のMicrosoftのページで読む
ことができる。

 この障害は、太平洋時間の2月28日午後5時45分くらいから複数の地域(東アジア、西アジア、北米、北ヨーロッパのそれぞれ一部)
で発生し、数時間後に復旧した。Microsoftは29日に謝罪し、原因を閏年の処理に関連するソフトウェアのバグと説明していた。

 今回の投稿では、図解入りで障害が発生した原因と対策を説明した。同社は障害分析とエンジニアリング・運用・情報伝達を
向上する方法について時間をかけて議論しているという。

 また、障害によって影響を受けたかどうかにかかわらず、Windows Azureコンピュート、アクセス制御、サービスバスとキャッシュ
の利用顧客全員に、影響の受けた請求月の利用額からこれらのサービスの利用額の33%を返金するとしている。