客観が理解できず主観を押し付ける人間は、即ち馬鹿ということだ
思想のせいにしたところで、色即是空を理解していないという事実は変わらない
「現実のものはエネルギーというレベルでは同質のものだけれど、エネルギーが現実のものとして現れることは個々の違いをもたらすことを知りなさい」
つまり自分が基準なのではなく、他の価値観を理解しなければならない
他の価値観とは、他人の主観ではなく客観のことだ

全てがそうとは限らないが、それが定量化できたり反証可能性がある点が、主観とは大きく違う
好きか嫌いかは、誰しもが共通して持ちうる情報ではなく、このスケールは個人の価値観によって決定されるから、主観だと言える
経済学の基準でこうなるとか、経営学ではこの判断は正しくないってことは、他人が検証することができる
このスケールは約束事やデータを基にしているから、客観だと言える
当然データはある程度までしか遡及できない場合が多いが、そのスケールが演繹的に証明されれば支持を得るだろう
否定し得るだけの根拠もなく、共通のスケールを否定することは、個々の違いを無視して主観を押し付けているに過ぎない