スラッシュドット ジャパン | TRONとLinuxでT-Linux
http://slashdot.jp/linux/03/03/24/1452252.shtml

T-Engine (スコア:3, 参考になる)
raijin (7091) のコメント: 2003年03月25日 21時37分 (#286196)

従来のI-TRONにも豊富なミドルウエアはありましたが、
I-TRON自体縛りが甘く、特定のI-TRONでしか使えない
ミドルウエアがほとんどでした。T-Engineはハード
ウエア仕様をある程度限定し、その上で動作するRTOS
のT-Kernelを共通化することによって、ミドルウエア
流通の土壌を作る目的で開発されています。

ちなみにT-LinuxはRT-Linuxとは逆の発想ですね。
T-KernelにLinuxを被せたものです。

ただ、ミドルウエアが足りないという状況の解決策では
なく、RTOSとしての選択肢を増やすということでしょう。
いままでI-TRONを使って開発をするためには、それなりの
専門スキルが必要でしたが、Linuxであれば、I-TRONよりは
入りやすいし、Unix系の資産も使えるしということでUnix
系RTOSのユーザーも使用することができますので。