一般論だが、
・大部分のコンシューマーはOSそのものを買う機会が少ない
・有料OSでもサポートにかかるコストが削減できる場合は、販売価格を下げることができる
・デスクトップ市場でシェアを占めているOSは、新しい周辺機器やソフトウェアを導入しやすい
・ある程度のシェアを占めているOSであれば、ソフトウェア開発者や技術者を調達しやすい
・責任の所在が不明確なソフトウェアでは、ソフトウェアに起因する問題が発生した場合、最悪自社で全責任を負う必要がある

さて、君がメーカーの開発担当者で経営的視点からどちらかのOSを採用することになったとしたら、どちらを採用するかな。
たしかに法人向けにシステムを販売する場合はLinuxでも何とかなるかもしれない。
でもデスクトップ端末に投入して、果たして企業はどんな利益を得ることができるのかな?
君の言うフリーかそうでないかは金額が見えるか見えないかの差で、潜在的にはLinuxにかかる(金銭的/責任的)コストは大きい。
それでもまともなメーカーがLinuxの採用を踏み切るだけの具体的積極的な理由付けはあるのかな?