>>68
Win系のUIは、コンピュータの都合による階層分類の歴史と
他環境の操作を最大公約数的に取り込んだ。いわばパッチだ。
過去になんらかの環境になれていれば、犬も歩けば式に操作方法にぶち当たるのが狙いだ。
(しかし、結果としてあみだくじの様なラビリンスになっているが。)
また、Winで初心者が一番知りたがるのはアプリを立ちあげる方法であり。
それを簡易化するために、スタートメニューで一元化した。
これらによって、今までコンピュータを使ってきた人には違和感が少なく
大きな不満は起こりにくい。
(それがいいところでもあり、悪いところでもある)

対してBTRONは、ユーザにとって一番大切なのはユーザのデータそのものであり
それを捉えるイメージが重要との認識に立っている。
それらの見せ方、考え方を、できるだけコンピュータの都合に縛られないように
自由度と一貫性を最重要視した。
また、実身仮身モデルによるハイパーリンク環境で
アプリケーション、OS、データ類の境目が無く、脳のイメージをも模倣できる。
この有用性はインターネットコンテンツそのものと同質である。
(同時に本人のイマジネーション次第で、天と地ほどの差がでるが。)

根本的な考え方の差により、単純に優劣を比較しにくいが
このWeb全盛時に、いかにも古いと思わないか?