次世代BTRONをものすごい勢いで妄想するスレ
ヲチ板の”【コップの中の】TRON Fan Watch【あらし】”
http://kaba.2ch.net/test/read.cgi/net/1017059553/l50
スレで話題が技術的なものに流れた時の避難用スレとして立てますた。
BTRONの話題以外は極力禁止。
いわゆる初心者発言禁止。
話題に関する突っ込みは歓迎。
さあ使え。 実身 化身も実に便利なシステムだが、これを凌ぐ新システムを、是非搭載して欲しい。
数学の代数の考え方を、一般のシンボルに拡張して、
シンボルを人格を備えたアイコンへと機能拡張するシステム。
こう書くとチンプンカンプンに見えると思うが、
RPGふうに考えると誰でも分かる。
「旅先で川の生水を飲んだ勇者達に、川の女神が悪戯をした結果、多くの者が病気になった」
この場合、水の女神の本当の正体は、病原菌の類で、
トラブルに対処する方法は、「他所の土地の水は煮沸してから飲む」が正解のはずだが、
顕微鏡がない時代設定なら、菌の存在を知る者はいないし、
勇者達を治癒するのに必要な、抗生物質は探すだけ無駄だ。
病原菌は、正体が分からないものエックスとするしかないのだが、
正体が判らないままでは、ストーリーを進めることができない。
事態打開の重要なヒントは、病原菌を川の女神としている点にある。
正体が判然としないものを、架空の存在に擬人化して、代数的に情報処理しようと試みているのだ。
勇者達は、川の女神と対峙し、なぜ悪戯をしたのか、川の女神に向って問い質す。
架空の人格は、深層心理のレベルで自律的な運動をして、一つの答えを導き出してくる。
これは、RPGの世界固有の思考様式ではなく、人類が生得的に持っている思考様式の一つだ。
そして、タロット占いなどでは、こういった擬人化表現された架空のキャラは、
人格を宿したカードとして、情報処理されている。
ガード型対戦ゲームなどが、その代表格と言えるだろう。
アイコンに人格を持たせて、その配列を変えることでプログラミングや情報処理が出来るシステム、
次世代型のBTRONに実装すべきなのは、こういった新システムだと思う。 このシステムの長所は、コンピューター上で、
今まで不可能だった、自然や真理を擬人化したアイコンを用いて、情報処理できる点にある。
よく我々は、
「自然に考えが心の中から浮かんでくる」とか、「命が自然に育まれる」と言うが、
このような使われ方をする「自然」ほど、内容が曖昧で、意味が判然としないものはない。
人間の思考が生み出されるメカニズムがブラックボックスでよく分からないから
「自然」という言葉を使って逃げているのだし、
命が育まれるメカニズムが分からないから、「自然に」と言って逃げているだけなのだ。
しかし、曖昧なまま逃げていては、非科学的な発想のままに終わってしまう。
RPGのなかで、病原菌という正体が良く見えないものを、
川の女神へと擬人化して表現することで、問題の解決を試みようとしたように、
自然界の正体不明のもの全てを、ただ漠然と「自然」と呼んで済ませるのではなく、
一つ一つの事象に分けて擬人化することで、情報処理が可能な状況を作り出し、
先に進まなくてはならない時期に来ている。
自然破壊が起こるのは、自然と言う言葉一つで自然界の複雑な存在達を、
曖昧にまとめてしまっていたからに他ならない。 特に、「自然」の中でもシンボルの分化が遅れているのは、
遺伝子情報系が保有する、生命を生成するメカニズム群だ。
遺伝子情報系は、生命誕生以来数十億年の間、生命の様式を次々と生み出してきた。
その試行錯誤を経て、膨大な生存の様式に関する情報を蓄積して来ている。
この生存の様式群は、科学知識が万能だと信じきっている一般の現代人には見えていない。
遺伝子情報系が保有する膨大な生存の様式群は、科学知識のように、暗記したり、
科学知識のように正しさを確かめるために実証する必要がない。
たとえば、「人を愛する心」というものを、暗記したり、
実証しなければならないと考える人はまずいない。
遺伝子情報系が用意した生存のために必要な様式=ライフスタイルは、
生まれながらに与えられた、最初から知っているものであり、
数十億年の歳月をかけて形作られた普遍的なものなので、
暗記する必要も正しさを証明する必要もないのだ。
ところが、この生命を生成するシステム群のことを、
現代人は自然というたった一つの言葉でくくってしまい、
自分達の思考を自己組織化して生成しているメカニズム群のことに注意を払ったり、
命を育んでいる代謝サイクル群のことを考えようとしていない。 そのままでは、生きるとは何かを、本当に現代人が、理解することは不可能なままだ。
数十億年の歳月をかけて遺伝子情報系が集積してきた、生存の様式に関する膨大な情報、
人類が暗記する必要もなく生まれたときから知っている情報のことを、
昔の人々は、「真理」と呼んだ。
「人を愛する心」から自然に生まれる、「愛する人に微笑む」行動などは、「真理」に属する。
このとき、自然という、「中身がなんだか分からない言葉」を用いていては、
現代人は前に進むことが出来ない。
ではどうすればいいのか。
「人を愛する心」というものは、
形がないから視覚的に把握できないし、触ることなども出来ないから、
そのままでは、まともな思考の対象にならない。
そこで、中身がなんだか分からないものを、代数エックスにする代わりに、
擬人化して、視覚的イメージを持ったシンボルに置き換えてしまう。
つまり、「人を愛する心」=「愛の女神アニマ」&「愛の男神アニムス」とすれば、
遺伝子情報系が保有する生得的真理を、具体的な視覚性を持った思考対象のシンボルに出来る。
そして、人格を備えたカード型アイコンとして表現することで、
パソコンでも扱うことが出来る対象になる。 生得的真理は科学知識よりもはるかに人類の生存にとって重要な役割を果たしているにもかかわらず、
現代人はこれを、「自然」という言葉で、意味不明の、まともな思考対象にならない存在にしてきた。
しかし、そのままでは、よく生きるにはどうすべきかを考えることが出来ないし、
豊かな21世紀の心の文化を育てていくことも出来ない。
生得的真理と科学知識は人類が保有する車の両輪のように機能する必要がある。
生得的真理は、私達の心の中に在るから、直接目に見えないし、思考の対象にしづらい。
だから、擬人化した架空のキャラクターとして表出させて、
「愛の女神アニマ」&「愛の男神アニムス」といった形で、対話する必要がある。
このような対話が、無意識のうちに夜見る夢の中で行なわれていることの重要性に気付いて、
はじめて学術的な視点からの考察を行なったのは、フロイトやユングといった、
夢解きを行なう深層心理学の研究者達だった。
夢の中だけで、あるいはRPGや漫画やアニメの中だけでこのような作業を済ませていては、
よく生きることには結び付かない。
現実の生存の場に、生得的真理を導入するには、
「愛の女神アニマ」&「愛の男神アニムス」といったシンボルを持ち込んで、
積極的に活用していく必要がある。
このような知的情報処理をコンピューター上で実現するために、
人格を備えたカード型アイコンを用いた、情報処理システムが必要なのだ。
次世代型BTRONは、このような人類の生存の様式を変革する新機能を実装すべきだと思う。