「JAPANデビュー」訴訟でNHKが上告

日本の台湾統治を扱ったNHKの番組内容で名誉を傷つけられたとして、出演した台湾先住民族のパイワン族
や視聴者らがNHKに損害賠償を求めた訴訟で、NHK側が、台湾先住民族の女性に100万円の支払を命じた
11月28日の東京高裁判決を不服として上告したことが12日、分かった。上告は11日付。

高裁判決は、「人間動物園」が博覧会参加者の娘である原告女性に対する差別的表現で、名誉を傷つけたと認定。
「取材協力者の好意を土足で踏みにじるような結果を招いた」などとNHKの取材手法を批判し、NHK側が全面
勝訴した一審判決の一部を覆した。

NHKは「高裁判決は名誉毀損(きそん)に関する従来の最高裁判断とは異なる。最高裁に上告し、判断を仰ぎたい。
NHKの考えは裁判の中で主張していく」とコメントした。

引用元: MSN産経ニュース 2013/12/12
sankei.jp.msn.com/entertainments/news/131212/ent13121212380002-n1.htm