生活保護不正、執念の見破り…張り込み2週間

 「無収入」のふりをして生活保護費を不正受給したとして、大阪府警四條畷署は2日、大東市のパート従業員女(44)を詐欺容疑で書類送検したと発表した。

 生活保護を担当する市職員十数人が約2週間、女の勤務先に張り込み、不正を見破ったという。

 発表では、女は、2009年7月〜11年6月、月12万〜13万円の収入があるにもかかわらず、市に申告せず、生活保護費約290万円をだまし取った疑い。

 同市によると、女は心臓疾患の診断書を市に提出し、無収入を偽っていたが、昨年9月、担当のケースワーカー男性(35)が、市内のホテルの従業員用駐輪場に自転車を止める女を発見。
市生活福祉課の職員が約2週間、昼夜を問わず交代で行動を確認し、フロント係として働いているのを突き止めた。同課の課長も張り込みに参加したという。

 女は「洋服や遊ぶ金が欲しかった」と容疑を認めているという。

(2012年10月3日12時53分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20121003-OYT1T00280.htm


> 「無収入」のふりをして生活保護費を不正受給したとして

まちう、アウトー