須田:逆に考えてみると、運営、経営の仕方がシンプルだから、しかも旬の部分では放映権料がものすごく大きいんですよ。
しかもジャイアンツ戦の放映権料に限って。ですから、そういった意味で言うと、なぜ読売ジャイアンツがあれだけでかい顔をしていられるのか?
ナベツネがなぜあれだけ好き勝手できるのか?だから、ジャイアンツに依存する球団経営構造があるわけですよ。
ですから、熊谷さんが言ったように「ジャイアンツはいいですよ」というような球団がでてくると、ジャイアンツにとっては、反乱分子みたいな状況になってしまうんですよね。


熊谷:我々が名乗りを挙げたのは9月だったんですけれども、11月にはドラフト会議がある、1月からは冬のキャンプが始まる、4月からはペナントレースが始まるという中で、まず選手を採用できるか。
あと、フランチャイズ球場を確保できるか、2軍施設はどうしようか、寮はどうしようか、ユニホームのクリーニングをどこの業者に頼もうか。