実は球界再編時代には「1リーグ30球団構想」があった。

1軍=10球団 (将来的には8球団)
2軍・3軍=10球団から経営権を譲渡+社会人野球部を交えた地域リーグ

https://dot.asahi.com/dot/2019010500015.html

1軍は10球団での1リーグになるが、各球団はその傘下に2軍と3軍を持ち、
地方にフランチャイズを置き、全国に振り分ける構想。
それまでの1軍と2軍は12球団・24チームだった。これが1、2、3軍の「3層」となり、全国で30チーム。
現行の24よりも増えることになる。
中心になってたのは西武・オリックス
3軍に各地の社会人チームを交えた「日本野球新機構」を設立し、プロとアマが一体となった地域リーグを作り、
育成の底辺を拡大していくのはもちろん、球団数の増加によって監督、コーチ、選手の雇用も増えるというもの。

だがしかし、プロ野球球団経営は最低1000万人の商圏が必要なのは、今の日米を見れば明らか。
30球団に増えますというのは詭弁でしかない。

どうしても1リーグ30球団構想を実現させるのであれば、
「贅沢税導入か、サラリーギャップ制導入」「ドラフトを完全ウェーバー制にする」「海外選手への投資額制限」など戦力均等化しないと
上位チームと下位チームの戦力に偏りがあると、ワンサイドゲームが増え、試合の魅力・価値が減退するから、これを避けなければならない

野球界もサッカー界みたいに一つの組織でキレイな縦割りができれば一番いいのだけども…