対処法として、日中を避けた時間帯での試合開始も考えられる。
だが、ある球団関係者は「例えば、夕方から試合を始めてもナイター試合になってしまう。2軍の全球場に照明設備があるわけでもない。それにナイターになると、宿泊費など予算がかさんでしまう。多くの面で難しいと思う」と話した。
1軍と同等の費用を2軍にかけることは、どの球団も困難だろう。それに加えて設備面なども、十分ではないとなると、現状では二の足を踏まざるを得ないのか。それでも、熱中症のため、試合中に運ばれる観客も多くいる。
困難な状況だとしても、毎年のように危険にさらされる、猛暑への何かしらの対策が急務ではないだろうか。