古代から近代を通してずっと、
圧政・戦乱・飢饉・流行病… などの脅威に絶えずさらされてきた欧州の人々は
「世の中というものは、不正・不合理・不条理に満ちたものであって、それらをいかにうまく処理して生きてゆくができるかによって人間の価値が決まる」
と考える。

審判も当然ミスを犯す。
「ミスをなくすことはできない――」
これがサッカーの原点である。

「判定にミスがあってはならない」というのは、バカメリカンの発想である。
FIFAは2000年頃に主審二人制の導入をはかったが、結局立ち消えとなった。


欧州人は、運・不運も勝負のうち、と愉しむ。
ビデオ判定に固執する>>38は、バカメリカならではの愚かな発想である。