四国の某知事がひっそりとプロ野球誘致
http://www.pref.ehime.jp/governor/teirei/kaiken230526.html

(南海放送)
 先日の高知県知事との会談の中で、プロ野球の誘致について、両県、四国で進めていければという話があったが、今後、具体的な動きはどうか。

(知事)
 これはですね、知事の公約にも、見果てぬ夢への挑戦で、前段階で、実現のお約束はできませんというふうに書いてあるとおり、ハードルは高いです。
ただ、かつて松山市で、実際にプロ野球球団というものを四国に誘致できないかなということを検討したことがあるんですよ。そのときに一番ネックに
なったのが、フランチャイズの試合の消化なんですね。1試合平均の絶対にカバーしなければならない観客数、それから、その試合数というのを考えて
いくと、やはり周辺人口で100万人超なければ、それはなかなか難しいというふうな結論でございました。そのときから考えていたんですが、今すぐと
いうわけではないけれども、例えば、北海道の球団が地域球団として受け入れられた、あるいは東北もしかり、地域性というものが一つの球団の模索
する道になる可能性というのは出てくると思うんですね。もうすでになっているところもありますけれども。そうなってきた場合に、実は、四国には
先ほどのような問題があると。そうすると、それをクリアするためには、松山周辺だけでは67万人ですから、到底100万人には及ばない。そうすると、
四国での連携というのが必要となってくるんじゃないか。と、なってくると、今度は設備の問題、それからアクセスの問題、移動ですね、それから
アクセス・移動に関わる経費増の問題、いろいろなハードルが出てきます。だから、何が問題で、どうクリアすれば可能性があるのかということに
ついて、そんなにお金のかかる話ではないので、検討してみませんかという呼びかけを、先般、高知県知事にさせていただきました。今度、四国知事
会議でも、同じように呼びかけをさせていただいて、検討OKということであれば、具体的に何が問題点なのかなというふうな洗い出し作業をして
みたいなと思っています。

(南海放送)
 イメージしている球団はあるか。

(知事)
 ないです。