『楽天スーパーSALE』、"二重価格表示"横行 違法疑い
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1371121558/
楽天(本社・東京都品川区、三木谷浩史社長)が6月2日から5日にかけて、仮想モール
「楽天市場」で実施した大型セール「楽天スーパーSALE」。5回目となる今回は、
1日目の総流通額が過去最高の150億円超(速報値)となるなど、好調に推移したようだ。
多数の「半額以下アイテム」が目玉の同セールだが、不当な二重価格表示を行なっている
疑いのある店舗が含まれていることが、本紙調べで分かった。店舗が実際に使用した価格
表示の画像を交えながらセールの実態を探った。

消費者庁の「価格表示ガイドライン」では、「比較対照価格に用いる価格について実際と異なる
表示やあいまいな表示を行う場合」が二重価格表示となる恐れがあるとしている。ただ、「二重
価格=景品表示法違反(有利誤認)」となるわけではない。過去の販売価格を比較対照としている
場合、その価格が「最近相当期間にわたって販売されていた価格」であれば、不当表示には
あたらない。この「最近相当期間」は個々の事例によって検討されることになるが、一般的には
「過去8週間の過半を占める期間で実際に販売されていた」ことが必要とされている。

楽天スーパーSALEのトップページで「半額以下の注目アイテム」として紹介されていた、
パナソニックのエアコン「CS―283CX―W」。販売するA店では、「当店通常価格42万円
のところ販売価格13万円」(画像(1))として、期間限定で同商品を扱った。ところが、セール後
の通常販売用ページでは、同じ型番の商品を「当店通常価格15万3000円のところ販売価格
13万8800円」として売っている(画像(2))。

●画像1 http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2013/06/13/1.jpg

●画像2 http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2013/06/13/2.JPG

42万円という価格は、他店の売価と比べても高すぎるため、直近8週間にこの値段で販売していた
とは考えにくい。A店に問い合わせたところ、担当者は「42万円は定価であり、通常価格と取り
違えて書いてしまった」と釈明。さらに「定価の半額以下の売価であれば『半額以下アイテム』
としても良いと楽天から言われている」と説明した。
http://www.tsuhanshinbun.com/archive/2013/06/post-1529.html