2022年12月14日 21時44分 更新

 岡山市は14日、ベトナムから輸入、販売した食用の「冷凍カエルの足」から合成抗菌剤が検出されたとして、食品衛生法に基づき、食品輸入販売業トンデル(同市北区南方)に回収を命じたと発表した。現時点で健康被害の報告はないという。

https://www.sanyonews.jp/sp/article/1341446

 合成抗菌剤は動物の細菌性感染症の治療などに用いられるエンロフロキサシンとフラゾリドン。東京検疫所でのモニタリング検査で判明した。

 回収対象は11月29日に輸入し埼玉、群馬、神奈川県の小売店に販売した2680袋(1340キロ)。岡山県での流通は確認されていないとしている。