しかし山本が、ジャニーズとの密会が露見した直後でも強気の姿勢を崩さなかったのには理由がある。

「そもそも横野と福本を繋げたのは山本で、いわばNMBを苦境に陥れた張本人。しかし山本が謝罪もせず他人事のように一言で話を切り上げたのは、グループを辞めてもいいという気持ちと『自分が運営から押されている』という確信があったからでしょう。実際、7月29日に活動を再開すると来年リリースシングル『夢中人』でもすんなりと選抜入りしています。それを見て活動のモチベーションを失い、『一緒に活動したくない』と申し出るメンバーも複数いたようです。さらにメンバーの間では、山本と南波がその後もジャニーズタレントとの関係を続けていたのではと疑われているんです」(同前)

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