阪神甲子園球場の大画面に２５日、アイドルグループのＮＭＢ４８のメンバーが登場し、２０２５年に大阪での開催をめざす国際博覧会（万博）の誘致を「みなさんも応援してください」と呼びかけた。
万博を誘致するには地元の盛り上がりが欠かせないと、関西経済連合会が始めた。

バックスクリーンの大画面にはＮＭＢ４８の山本彩さん、吉田朱里さん、白間美瑠さんが、大阪万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」とロゴマークを紹介。
この日の阪神対ＤｅＮＡ戦の試合中に放映したほか、２９日には吹田スタジアム（大阪府吹田市）であるサッカーのガンバ大阪とセレッソ大阪の試合でも流す。

万博誘致に向け、関経連や大阪府・市は地元の盛り上げに必死だ。来年には博覧会国際事務局（ＢＩＥ、本部・パリ）の視察団を迎えるため、地元の熱意を見せる必要があるからだ。
関経連などは、ロゴマークや関連のポスターを主な駅や空港などに貼り、電子看板にも映し出すようにしている。（諏訪和仁）
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