>>145
「お前……リヴリー神社に立ち入ったんか?」
「馬鹿者が!あそこには立ち入ったらいかんとあれほど言い聞かせておったじゃろうが!!」

普段は温厚なじいちゃんで、声を上げられたこともはじめてのことだったので泣きそうになってしまった。

「待ってろ、今〇〇さんところに電話するからの」

そういうとじいちゃんは子機を持って隣の部屋に移る。

「ええ……うちの孫が……本当にご迷惑を……
ええ……???様だとおもいます……」

隣の部屋だからはっきりとは聞こえなかったけど、こんな感じで話してさ、名前のところはよく聞き取れなかったけど、ミヌブリー様?みたいな名前だったよ。