ウォール街のストラテジスト、20年続けた米国株強気論を撤回

ブルームバーグが集計した予想平均では、S&P500種株価指数は来年下落すると見込まれている。全体的な見通しが
下落予想となったのは少なくとも1999年以来。株式相場が金融危機以来最悪の1年の終わりに近づくにつれ、予測者の
大部分は徐々に厳しい見通しに転じた。アメリカン・センチュリー・インベストメンツのリッチ・ワイス氏は
「経済的に見解の相違があり、S&P500種の予測者の間でも見方の分裂を招いている」と指摘。「株式相場が
2年連続で下落することはあまり発生しない。発生すれば、今回のリセッションが本当にひどく、相場がより長期に
わたって下落ないし横ばいが続くと見なした動きだろう」と分析した。