JPモルガンのマイケル氏、債券はリセッション織り込み済みと指摘

キャリア40年余りの債券市場ベテランでJPモルガン・アセット・マネジメントの最高投資責任者(CIO)を
務めるボブ・マイケル氏は、向こう1年半の米リセッション(景気後退)確率を75%と予想したが、既に相場に
織り込み済みだと考えている。マイケル氏は22日のブルームバーグテレビジョンの番組で、「顧客が債券市場に
戻りつつあり、特に社債で顕著だ」と発言。「中央銀行に対する信頼が回復しているためだ」と語った。
リセッション確率が75%となっていることで、市場は「FRBの方向性をかなり織り込んでおり、FRBもそれに
同調している。年末時点のフェデラルファンド(FF)金利は3.5%程度となるだろう」とマイケル氏は話した。 
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-24/RFIEVNT1UM0W01?srnd=cojp-v2