2013年1月、ドイツ連邦銀行は、国外に保管している保有金のうち674トンを2020年末までにフランクフルトにある連銀金庫に移し、国内保管率を50%まで引き上げると発表した。
ドイツは第2次世界大戦後、自国で金をできる限り保有せず、海外に預ける方針を取っていたのだが、それを大きく転換したのだ。

これにより、NY連銀から300トン、フランス中央銀行から374トンの金塊移が移送されたはずだが、セキュリティ―の問題から詳細は公開されていない。

ちなみに、ドイツからたびたび行われた「金保管状況公開請求」を米国は拒絶し続けてきたという歴史がある。