それまで「おっぱいの大きい女性は他の部分もふくよか」というのが冷厳な“現実“であったところに、
スリムな身体なのに巨乳という、思春期男子の妄想をそのまま示現させた“奇跡“が彼女の登場だった。
その結果「それが現実に可能なことである」という意識革命が起こり、あっという間にそういう女性
が世にあふれた。AVは、という以上に女性の体型は、あきらかに「小林ひとみ以前/以後」に分類
される。そういう意味で私は常々、彼女の出現を音楽におけるビートルズになぞらえている。