>>556
債券(国債)は保全性という観点では、長期的に安定したアセットクラスだと思う。(担保が各国政府なので)
凄くザックリ言ってしまうと、コモディティや為替と同じく周期性のあるアセット。(長期のレンジ相場)
だから「増やす」という観点からは不要なアセットクラスだと思う。

新興国債券や中国債券の様に長期で増えていく債券クラスもあるけど、これらも最終的には長期のレンジ周期に帰結する筈。
なので、投信では積立終了から取り崩し期にかけて、騰落率の大きいリートなんかを段階的に債券に移していくっていうプロセスが有効だと思う。
尚、GPIFの場合は増やすよりも守るという点に主眼を置いており、個人投資家の動機や方向性とはかなり違うと思える(どちらかというとスーパーリッチの運用法に近い)