搭乗予定を変更して難を逃れた著名人

明石家さんま(お笑いタレント) - 夜の「MBSヤングタウン」(MBSラジオ)に出演するために搭乗予定だったが、「オレたちひょうきん族」(フジテレビ)の番組収録が早めに終わり、一便早い全日空便に振り替えたため[115]。

麻実れい(女優) - 当便に搭乗する予定であったが、仕事が予定より早く終わり、一便早い飛行機に振り替えたため[116]。

逸見政孝(当時フジテレビアナウンサー)とその家族(晴恵・太郎・愛) - 大阪の実家に帰省するために搭乗予定だったが、妻・晴恵が飛行機嫌いであることに加え、長男・太郎が直前になって「新幹線のほうが安いから」と提案して変更したため[115][117]。

稲川淳二(タレント) - 東京で健康番組「稲川淳二のためになる話」の収録を終えたあとに大阪入りするため搭乗予定だったが、体調不良のため翌朝の東海道新幹線で移動することにしたため。しかし、同番組を手伝っていた前述の和田浩太郎が当便に搭乗し犠牲となった[115]。

久万俊二郎(阪神電気鉄道社長・阪神タイガースオーナー) - 前述の日本民営鉄道協会の会議に出席し終了後に当便で帰阪する予定だったが、私用で出席できなくなったことにより、中埜・石田の両名が代理で出席した。

佐々木正(電子工学技術者、シャープ副社長) - 大阪の実家に帰省するために搭乗予定だったが、毎年年末に恒例となっていたフィリップス本社の社長との会食がフィリップス側の事情で事故当日に前倒しになりキャンセルをしたため[117][注釈 56]。

勝谷誠彦(コラムニスト) - 搭乗予定だったが、友人に会いに京都市へ向かうために東海道新幹線で移動することにしたため[118]。

当時の笑点メンバー(五代目三遊亭圓楽、桂歌丸、林家木久扇(当時、初代木久蔵)、林家こん平、三遊亭小遊三、六代目三遊亭円楽(当時、楽太郎)、7代目桂才賀(当時、古今亭朝次)、山田隆夫)-
13日の徳島での阿波踊りに参加するために予約した徳島便が遅延。更に徳島空港悪天候のため予約便が条件付き運行となった。
そこで、当便に搭乗して神戸から船で徳島入りする案が出たが、こん平が「いいじゃないかい、決まった便でゆったり行こうよ、きっと徳島空港に着陸できるよ」と提案し徳島便に搭乗したため。
しかし、同行予定だった広告代理店の数名は当便に搭乗し犠牲となった[119][注釈 57]。

ジャニー喜多川(芸能プロモーター・音楽プロデューサー・ジャニーズ事務所代表取締役)、少年隊(ジャニーズ事務所所属ユニット)のメンバー(錦織一清、植草克秀、東山紀之) -
以上4名は事故前日に大阪の新歌舞伎座で幕を開けた舞台「森の石松」主演の近藤真彦の応援のために搭乗予定だったが、ジャニーは初日に近藤が記者会見を開くので来て欲しいと要請を受けたため前倒しで大阪入りし、少年隊は東京に残った[120]。