当時の任天堂社長である山内は、当初「本体価格を1万円以下に抑えよ」との要求を出しており、それを踏まえて上村らのハード開発部隊は徹底的に製造費を下げる方針を採った。

一例として、本体附属のコントローラがアタリのジョイスティック型ではなく十字キー型を選択したのは、製造費用の抑制のためである。
さらに当初コントローラはコネクタ接続を予定していたが、コスト低減のためにコネクタを省略して本体直付けとした。
また本体のプラスチックが白と赤の二色となったのも「プラスチックの中で最も原価が安いものを選んだ」結果である