座っていた場所は7人ほどが座れると思われるロングシート。
その端っこに自分は座っていた。
もちろん、自分以外誰もいない。

そして、5分ほどが経過した。

車両を移動してくる、中年女性が見えた。

こちらに歩いてくる。
なんだろう。嫌な予感が・・・

予感は当たる。
なにせ、こういうパターン。
いつも発生する出来事だからである。

どうなったのかというと・・・

1つの車両。自分と、その中年女性しかいないのだが・・・

座っている自分の隣に座ってきたっ!!!

おぃおぃ。また、このパターンか。
こいつらは、いったい何なんだ・・・

密着するのが嫌なので、数センチずれる。
もともと端っこに座っているため、ずれる余裕は無いに等しい。

すると・・・

ずれた数センチ分、さらに、こっちに移動してくるではないか。

さすがに、自分は咳を立ち移動した。

その中年女性。
なんだか、勝ち誇ったような気配が見えたのは気のせいではないだろう。

このような異常な人達が、数多く蔓延する日本。

ターゲットにされない人達からすると、平和で美しい国に見えるのかもしれないが実は違う。
異常な数の人達が偽善者の仮面を被っているため気付かないだけである。

これら異常な人達の本当の姿が晒しだされる時が、ある時くるかもしれない。
そうなった時、日本はパニック状態になってしまうだろう。
それは容易に想像できる。