アマゾン倉庫って普通に日本でもブラックやね

潜入取材ふたたび!“ユニクロ”横田増生氏が「アマゾン帝国」の内側で見たもの
https://www.excite.co.jp/news/article/Careerconnection_12064/

身元を隠すために離婚、改名までした『ユニクロ潜入一年』(文藝春秋刊)で一躍脚光を浴びたジャーナリスト、
横田増生氏。その取材手法は、15年前から変わらず続いていたものだった。現場に入り込み、隠された事実を明かす。

■1日2万歩以上「初日で足にマメができた」■

今回はアマゾンで最も大きな小田原のフルフィルメントセンターに潜入しています。


――作業用のハンディ端末に「次のピッキングまであと何秒」と表示されるところなど、
合理的であるとともに、余裕がなく疲弊する人も多いだろうと思いました。


横田 朝礼で目標達成のプレッシャーをかけられて、午前9時から午後5時まで2万5000歩以上、
距離にして20キロ超は歩くわけです。それで時給1000円以下ですからね。
儲かってるんだからもっと払えよ、と思ってしまいます。

――ピッキング作業中に亡くなっている人が、小田原だけで5年間で少なくとも5人はいたというところが衝撃でした。

労働時間が過労死基準を超えているわけではありませんが、かなりの重労働です。
これはどの国でも同じで、イギリスで潜入取材をした若いジャーナリストもずいぶん痩せたと言っていました。僕も初日で足にマメができました。
業務中に亡くなっても、遺族にわたるのは派遣会社から香典3万円だけ。
アルバイトにアルバイトを管理させ、アマゾンはアルファベットでしか名前を知らない。
派遣会社が徹底的に忖度し、「アマゾン様」に都合のいい方法を採っています