放火事件に見舞われた京都アニメーションを「麻薬の売人以下」などと表現したコラムに批判の声が相次いでいる。
ビジネスメディア「INSIGHT NOW!」に掲載されたこのコラムは24日、非公開にされた。

このコラムは、大阪芸術大学の純丘曜彰教授が「INSIGHT NOW!」に寄稿し、21日に掲載されたもの。
京都アニメーションの作品については、「一貫して主力作品は学園物」で、「らき☆すた」や「涼宮ハルヒの憂鬱」など、
「似たり寄ったりの繰り返し」とのこと。また、学園物は「中高の共通体験以上の自分の個人の人生が空っぽな者、
いや、イジメや引きこもりで中高の一般的な共通体験さえも持つことができなかった者が、
精神的に中高時代に留まり続けるよすが」だと考察している。

そして、こうした人たちをファンにすると、「いつか一線を越えて、作り手の領域に踏み込んでくる。
それが拒否されれば、連中がどう出るか、わかりそうなもの」とのこと。
最後には、京都アニメーションを「偽の夢を売って弱者や敗者を精神的に搾取し続け、
自分たち自身も中毒に染まるというのは、麻薬の売人以下だ」と断じた。

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