こんな真面目な苦学生の大城俊明さんを詐欺師呼ばわりはいくら何でも酷いと思うで


東京新聞記事より抜粋

「苦学して群馬県高崎市の市立高崎経済大経済学部に今春合格した男性が、
「急な出費で入学料納入が期限より四日遅れる」と大学側に延納を願い出たのに認められず、入学を断念した。

男性は千葉県市原市の派遣労働者、大城俊明さん(28)。
大城さんは親から十分な経済的援助を受けられず、新聞配達などで生活しながら受験勉強を続け、
東大大学院に在学中の六歳年下の弟の学費なども工面。今春の大学合格は十年越しの悲願だった。

ところが「仕事上のやむを得ない出費」で、
入学料二十八万二千円を期限の三月二十七日までに納められなくなった。三十一日には用意できる見通しがあったため、
二十四日に高経大へ電話し、入学と延納の意思を伝えた。

大城さんによると、その際に大学事務局の担当者は規則を理由に延納を認めず、
一方的に電話を切ったという。

大城さんは「自分にも落ち度があるが、延納を認める大学が多い中、門前払いされ、
親身に相談に乗る態度も感じなかった」と肩を落としている。