UBS、株式トレーディングリスクが3倍に−ボラティリティー拡大で
Donal Griffin2018年4月24日 10:57 JST
株式部門の3月末VaR、1200万フランに上昇−1年前400万フラン
1−3月株式トレーディング収入は17%増、一部の市場予想を上回る

UBSは23日にリポートで、極めて例外的な取引日を除いて1営業日に発生し得る
損失額の最大であるバリュー・アット・リスク(VaR)は、第1四半期の株式部門で平
均1200万スイス・フラン(約13億3400万円)だったとコメント。これは1年前の400万
フランを上回り、2017年10−12月(第4四半期)の2倍の規模だ。  
原題:UBS Trading Risk Triples at Equities Unit on Surging Volatility(抜粋)


米10年債利回り3%到達で投資環境はどう変化するか−企業にも影響
Sarah Ponczek、Dani Burger、Luke Kawa2018年4月24日 11:34 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-24/P7O0ZE6K50XU01
米10年債利回りは2.99%に到達、S&P500種益回りとの差が縮小
株式や新興国市場はインフレ率上昇で再評価の可能性
原題:How 3 Percent Yields Could Reshape the Investing Landscape(抜粋)

アジア最良パフォーマンスの株式市場に転機か−時価総額1.5兆円失う
Choong En Han、Livia Yap2018年4月24日 13:43 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-24/P7O8P56K50XS01
ベトナム株「相場はピークを付けた」−サムスンのリチャードソン氏
ベトナムの主要株価指数、16年安値から今月6日まで130%上昇
原題:Bears Emerge in Asia’s Top Stock Market Amid $14 Billion Wipeout(抜粋

iPhone組み立て各社の業績減速、米アップルには悪い兆し
Debby Wu2018年4月24日 12:45 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-24/P7O3G86KLVR401
鴻海や和碩聯合など台湾5社の業績、1−3月期後半伸び大きく鈍る
トレンドフォースは「X」の生産台数が前期比で50%減と推計
原題:IPhone Manufacturers’ Slowing Sales Are a Bad Omen for Apple(抜粋)

アップルによる音楽認識アプリ買収をEUが調査−データ利用を懸念
Aoife White2018年4月24日 10:22 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-24/P7NYHK6JTSEF01
シャザムを利用して自社音楽サービスに顧客を誘導する恐れと指摘
アップルが競合サービスに顧客紹介をやめる可能性も調査
原題:Apple’s Shazam Buy Probed as EU Targets Music App’s Data (1)(抜


ドル・円が約2カ月ぶり高値、米長期金利3%視野で108円台後半
小宮弘子2018年4月24日 11:56 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-04-24/P7O41V6JTSE801
一時108円87銭と2月12日以来の水準まで上昇
地政学リスク後退でファンダメンタルズに素直に反応−Cアグリコル

クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長は、「地政学リスクと貿易問題の懸念の後退
から、市場はファンダメンタルズに素直に反応しやすくなっている」と指摘。米金利の上昇はドル買
いにつながりやすく、ドル・円は今年の高安値の半値戻しの109円近辺が視野に入ると話す。

CIBC金融商品部の春木康部長は、リスクオフ要因の後退や米金利上昇をきっかけに、積み
上がり切っていたドルショートポジションの巻き戻しが始まり、海外勢もドル売りをいったん諦めて
いると説明。「ドル・円は向こう1週間前後のうちに110円半ばまで上値を伸ばしそう」と言う。

  一方、米長期金利が上昇する中、23日の海外市場では米国株が小幅続落しており、
資産市場や新興国市場の不安定化も警戒されている。クレディ・アグリコル銀の斉藤氏は、
「米長期金利が3%に上昇した際のリスクアセットの動きやエマージングに対する警戒は必要」
と指摘。その上で、目先のドル・円については、ゴールデンウイークを前に東京市場は輸出企
業など実需の売りも出やすく、海外市場の方が上昇しやすいとの見方を示す。