大胆で積極的な「買いの兄」と堅実な「売りの弟」。野村徳七2代目と実三郎は二人三脚で野村財閥をさらなる躍進へと導きました。
しかし、万事がうまく進まず、実三郎がインフルエンザで他界してしまいます。弟亡きあと、徳七はどのように相場と戦っていったのでしょうか? 
印象的な言葉の数々を残してきた徳七の神髄ともいわれる「野村家家憲」をはじめ、投資家人生の後半を市場経済研究所の鍋島高明さんが解説します。