米政権、中国からの投資制限で国際緊急経済権限法の発動検討−関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-03-27/P691SE6TTDSU01

 トランプ政権は極めて重要な技術に対する中国からの投資を抜本的に制限する選択肢として、
国際緊急経済権限法の発動を検討していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
 米財務省は半導体や次世代高速通信5Gなど、中国企業からの投資を禁じる技術セクターを特定する作業に入っている。
この提案に詳しい関係者4人が匿名を条件に話した。
 これまでのところ、中国からの輸入に対する関税賦課が注目されているが、
新たな制限はトランプ政権発足以降に減速している中国からの投資をさらに停滞させ、
米企業の資金調達能力を損ない、バリュエーションを抑制しかねない。
 この報道を受けて貿易を巡る懸念が強まり、半導体メーカーやソフトウエアメーカーの株価が下落。
ナスダック100指数は前日の上昇分の大半を消す展開となった。