小室K、理想と現実

〜スペック(理想)〜
 バイオリンは楽団に助っ人で呼ばれる腕前
 カナダ育ちのインター卒(英検1級、仏検1級)
 ICUは一般入試、しかも主席
 試しに受けたセンターは800/900
 趣味のスキーは五輪強化合宿に呼ばれるほど
 八頭身の元学生モデル
 優秀なので、特例で留学先の大学を卒業
 TV局の採用試験に受かったが、堅実なメガバンを選んだ
 司法試験に予備試験から一発合格、遺留されるもメガバン退職
 現在法律事務所で弁護士として勤務
 一橋の大学院で経営学を学ぶ(論文はすでに研究者レベル)
 公認会計士の試験にも一発合格
 スーツの着こなしから漂うエリートの風格



〜現実〜
 バイオリンは小4で挫折
 自称帰国子女のセミリンガル(日本語、英語どちらも中途半端)
 ICUは秋季AO、書類と面接だけ(しかも倍率2倍)
 スキーは眞子目当ての幽霊部員
 5.5頭身の元学生ジャガイモ
 留学は誰でも行ける、カリキュラムで必須の交換留学
 スクールに3ヶ月通うも、TV局の採用試験全滅
 口利きでメガバンに就職、当然ついていけず1年で退職
 司法試験は予備試験から、しかも法学部卒ですらない
 現在法律事務所で唯一の「男性」「無資格」のパラリーガル(雑用)として勤務
 英語は日常会話だけで、学術・ビジネスレベルでは無力
 一橋の大学院で経営学を学ぶ(夜間ロンダ、目撃情報なし)
 スーツはボタン全締め、靴はブカブカの借り物