大塚家具が正念場を迎えている。
現在(3月15日現在)の株価614円は、経営権を巡って、
前会長の大塚勝久氏(74)と娘の久美子・現社長(50)との
父娘の骨肉の争い以来の、最安値だ。
久美子社長が、大塚家具創業者で父の勝久氏を追い出す形と
なったのは2015年3月27日に行われた株主総会。
この日、同社の株価は高値で1750円をつけた。
業界紙記者が言う。
「あれからわずか3年で、1株1000円以上、下落したことになるわけです。
赤字が過去最高の72億円にまで膨らんだ。
下落しないほうがおかしいですよ」
にもかかわらず、久美子社長は1株当たりの配当40円を宣言している。
「現在、大塚家具には現金残高が18億600万円しかない中で、
配当のために7億円以上を使うというわけです。
しかし、株主にとっては、いくら高配当であっても、
それをはるかに超える下落幅ですからね。株主総会は荒れるでしょう」

http://news.livedoor.com/article/detail/14439791/