昨日の夜、電話がかかってきた。
「思想ノートが書き始められた」という情報がはっきりと受話器から聞こえた。
私は言葉なく立ちすくんでいた。
いったい、何年の歳月が流れたのか。
この情報が伝わったエリート界隈は静まり返る、いくにんかはその場で失神したという。
そのなかには知の快楽にはっきりと射精した者もいるだろうと、私は確信している。

(,,;д;)