過去には自民党に近かった幹部職員を外郭団体に左遷した例もありました。
この春の人事では、コロナ対策に不満だった小池さんが病院経営本部長を別のポストに飛ばし、その一方で、
知事補佐の部長だった職員が局長級に抜擢されるなど、『小池色』の強い人事が発令されました。

(都市計画の政策立案や審議会の運営を担当する都市整備局の都市計画課長から同統括課長へと昇進した
黒田慶樹さんについて)
この流れだと、統括課長を2年務め、最後は部長級のポストでキャリアを終えるのではないでしょうか。
黒田さんのようなお立場なら、出先機関を経ずに本庁の部長に就くことも考えられます。
ただ、部長レベルでは都が天下りの面倒を見てくれません。
定年後はご自身で仕事を探すか、再任用で都に残るという選択肢になるでしょう。

黒田さんと小室さんは銀行に勤めていたという共通点があるものの、人物像としては随分な違いがあるように感じます。
小室さんは三菱東京UFJ銀行から法律事務所に転職し、そこから大学院に通ったかと思えば、突然外国に行くなど、度々方向転換をしています。
キャリアがフラフラしているのもあり、ご結婚について国民の理解を得るのは難しいのではないでしょうか。
一方の黒田さんは上司の話はよく聞き、後輩の面倒見も良いと聞きます。
キャリアも一貫し、芯がしっかりしている。小室さんとは対照的です!

https://www.dailyshincho.jp/article/2021/05120556/?all=1