不正な薬物使用など、スポーツ界のドーピング問題について考える国際シンポジウムが
都内で開かれ、陸上ハンマー投げの室伏広治選手などがドーピングの防止を訴えました。

 日本アンチ・ドーピング機構が開いたシンポジウムには、アジア各国の
反ドーピング機関の関係者などおよそ150人が集まりました。

 はじめに世界アンチ・ドーピング機構のハウマン事務局長が講演し、
「これまでドーピング防止の取り組みは選手への検査が中心で、
教育の視点が欠けていた」と話し、これからは子どもたちにも
ドーピングの危険性などを教育していくことが重要だと説明しました。

 このあと会場では、陸上の室伏選手と、競泳の視覚障害のクラスでパラリンピックに
6大会連続で出場した河合純一選手が参加して、公開討論が行われました。

 室伏選手は「薬物によってよい成績を残しても、真の満足は得られない。
ルールを徹底することは、スポーツを守るだけでなく、おもしろくすることにも
つながる」と話し、ドーピング防止の必要性を強く訴えました。

 また、河合選手は「2020年の東京オリンピックとパラリンピックに向けて、
日本がドーピング防止に貢献できることを、これから世界に発信して
いかなくてはならない」と話しました。

ソース:NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140128/k10014841581000.html
画像:http://www3r.nhk.or.jp/news/r/html/20140128/K10048415811_1401282208_1401282229_01.jpg

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