中日、日本S進出王手でスタンド“閑古鳥の恐怖” 視聴率も微妙
http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20121020/bbl1210201444005-n1.htm

“プロ野球では視聴率を取れない”といわれるようになって久しいが、日本テレビは人気回復を賭け、
このCSファイナルステージを全戦地上波で全国中継している。

17日の第1戦は合格点の視聴率12・1%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)をマーク。関係者が顔を
ほころばせたのもつかの間、第2戦は8・1%(同)に大幅ダウンしてしまった。

それでもスタンドは、19日の第3戦に4万4744人が詰めかけ、この日までの3試合は平均4万1306人。
昨年、中日が主催したファイナルステージ(対ヤクルト、全5試合=ナゴヤドーム)が1試合平均3万7459人に
とどまったのに比べ、巨人の動員力はさすがともいえる。

そもそも「落合監督では客が来ない」と優勝監督のクビを切った中日だが、生え抜きOBの高木守道監督(71)を
迎えた今季公式戦の観客動員は結局昨年より微減。

ヤクルトとのCSファーストステージもナゴヤドームには空席が目立ち、特に2万3264人にとどまった第3戦は、
三塁側内野席の観客などは数えられそうだった。

巨人の球団関係者が「あれは衝撃的な光景だった」とこぼしたほど。またぞろ“中日が日本シリーズに進出したら、
テレビ中継はしてもらえるのか? 観客動員はどうなる?”と恐れている球界関係者は数多い。