五年連続の優出は、遂に手にした1号艇
F持ちボロエンジンで不安のインは二回とも、壁利用で超速逃げ。再び壁が出来そうな雰囲気漂い、三度目の正直は優勝の二文字までついてくるか!?
これだから、やっぱり白井はやめられない

準優勝を軽くおさらいすると、まず白井の気配はスタ展ではややフライング。白井のスタ展はややフライング気味の方が本番はスタート切る傾向にある。しかも2と3が遅れた状態でのフライングなので、冷静に自分の時計を探っている様に思え、幾分好感触
しかし菊地がゼロからかなり出て恐怖を煽る。実森はあまり気配感じずハテナマークに
周回も菊地がかなり良い。次点で辻、そして白井、実森、平高
大分白井も気配は上がっていそうで、前日予想通りに壁アリなら何とかなりそう。展示タイムが出ていたのも参考材料程度とはいえ良い。怖いのは壁ナシと菊地の全速ゼロショット
本番はしっかり伏せた11スタートで2と3も壁スタート、更にラッキーで菊地が遅れて実森もアジャストのちに捲り差しの失敗
怖いくらいに全ての条件が揃ってくれたと言えよう
では本日の気配も含め、最新のマニア的格付け評価に参りたい

1白井 行き足3 伸2 出3 回3+スタート3 腕5
2村松 行き足4 伸3 出3+回4 スタート4 腕2+
3原田 行き足3+伸3 出3 回3 スタート4+腕4
4石野 行き足4 伸3 出3+回3+スタート3 腕4-
5篠崎 行き足3 伸4 出3+回4 スタート3 腕3
6平高 行き足4 伸4+出3 回4 スタート3 腕2

こうして見ると、世間では石野あたりの評価が高い様だが、マニア的には白井から向こうは割かし伯仲勝負となる
エンジンだけで言えば優勝戦イチは平高。とにかく伸びるし、本人が言うよりターン系統も結構良く見え、事実男子に接戦出来るパワーがある模様
そして村松と元志がほぼ同レベル
しかし元志はこれ白井と似た%機のクセして、白井とは大違いの良い仕上がりで、流石にマニアもちょっと舐めていた。展開の助けあったものの、冷静に弟を止めながらまっすぐ走っていたあたり、自力でも差し場を探れるくらいの余裕がありそうである
原田は今節はスタートと気迫でここまで持ってきた感
石野はスタートが怪しいのだけはどうも拭えないが、道中の足は良く、何より今節の石野はやる気が凄い

これは白井アタマで固定した場合、ヒモは本当にメチャクチャ難解な番組であることはまずお伝えしておきたい
本来ならこういう番組は「買わない」か、インを外して配当デカい穴ドコロで遊ぶのが吉で、マニアも白井で無ければ持論発動で迷わず消す
だが私は、日本一の白井マニアである

やはりキーポイントは二度あった「壁」
村松の本日の全速11ショットは敵ながら実に素晴らしかった。明日は今節初の2コースで、地元唯一の優出も重なり重圧はあるだろうが、スタート早いタイプでエンジン行き足も良いので、多いに壁として期待出来る
例えば14 全速10みたいな格好になったら流石にジカマイが怖いが、ファイナルで全体スリットが下がり気味で14 12 11 〜みたいになれば狂暴な原田も易々とは攻められまい
石野は今のエンジン仕様なら差し勝負になるだろう
そして穴クサイのが元志、平高で、実は原田、石野よりコイツらの方が怖い。特に平高はここで入着して賞金取れれば年末女王戦のトライアルの二つ目の1号艇も視野に入るので目の色が違うはず。初優出にも物怖じしないと見る
石野が控えめスタートと仮定して平高に触発されて元志が伸びて絞っていったりしたら1マークが窮屈になって流石に白井も泡喰う可能性は多いに否めない
理想はやはり14 13 12 14 14 14みたいになって壁利用で超速逃げ

とにかくヒモが凄まじく難解だが、白井アタマで外枠の良機を駆る二人の1-5=6は当日の気配関係無くマニアは抑えるつもりだ

さあどうなるファイナル。マニアは白井は記録に残る選手より記憶に残る選手になるのかなと常々思ってきたが、ここで勝てれば流石に記録にも記憶にも残る選手となるだろう
お得意様の大村賞金王、しかも後発組さえ見えてくる
出来るのはしっかり予想して、買うことのみ。また明日、直前マニア予想を出したい