横国は後期試験の合格者を前年の325名から362名(+37名)に増やしました。
えっ??たったの37名?そうなんです。たったの37名しか合格者を増やさなかったのです。
今年の横国後期出願者(かつ、前期国立不合格者)は共通テスト高得点の割合がとても高く、少なく見積もっても上位3割程度は早慶理工どちらかに合格している可能性が高かったものと思います。
それに加え、東大落ちなどで浪人を決めている者もいるはずです。
そう考えると潜在的辞退者はどんなに少なく見積もっても100名以上いると考えられ、合格者数は少なくとも100名以上は多く出すべきであり、たったの37名と見積もったのは重過失レベルの判断ミスと思います。
出願に併願校を書かせているので早慶理工受験者数は確実に把握できているはず。どのような計算で37名にしたのか、不思議でなりません。
ちなみに後期試験合格者の入学辞退者は
2020年 325名合格中249名入学⇒辞退者76名
2021年 362名合格中156名入学⇒辞退者206名
と130名も多いという結果となりました。

この130名がどのような進路を選択したかは想像でしかありませんが、多くは早慶理工学部を選択したものと思います(その次は浪人選択だと思います、もちろん横国入学の仮面浪人は含みません)。
この2021年入試で、横国と早慶理工のW合格者は殆ど早慶理工を選んでいるということが明確になったものと思います。
仕送りが必要となる地方出身者であれば横国選択も結構いると思いますが、首都圏の場合はほぼ早慶を選んでいるのではないかと思います。
実際、我が家の2人も同じ選択でした。