【私大の勉強法】
1、山川の教科書を読むor講義系の参考書(石川実況とか。学校や予備校の授業がない人向け)を読む
2、一通り網羅してる問題集(「100題」「標準問題精講」など)をやる
3、志望大学志望学部の過去問をやる
4、学校別対策(同大他学部の過去問や、「早稲田大日本史」などのような大学別対策問題集をやる)
5、弱点補強(志望校に文化史がたくさん出るor苦手ならZ会のテーマ史文化史やるとか)etcをする
※一問一答は2の時期から始めて、受験時までの間。

・演習について
問題集をある程度やったら過去問に移りましょう。一般的な問題集は「語句の確認」という観点からあまり難しい問題は入っていません。
しかし、上位大学の入試日本史では“類推”“消去法”で解くことが多くなります。また、この能力は一問一答では養いにくいものです。
遅くとも夏までには既習範囲のみでいいので第一志望の過去問を解くことを勧めます。

【東大2次の勉強法】
※東大日本史とはいえ基本が第一です。【よくある暗記の方法】、【センターの勉強法】も読んでおくことを勧めます。

論述問題の解き方を身につけるには、「東大の日本史25ヵ年」がオススメです。
ただし昔のは難しすぎるので最高でも10年分とけば十分でしょう。
最初のうちは25ヵ年を進めるのは大変なので、考える日本史論述や論述トレーニング、日本史論述明快講義を先にやっても良いでしょう。
また、できるだけ第三者に添削してもらうことを勧めます(学校の先生や予備校講師、塾講師)。
代表的な年代は暗記が必要です。特に江戸時代以降は細かく暗記しましょう。

余裕があれば安藤達朗著「日本史講義 時代の特徴と展開」(駿台文庫)や25ヵ年の著者の塚原さんのサイト
「つかはらの日本史工房」の「日本史のおはなし」を読むのもいいでしょう。