50年前に「でる単」で語源を基にした単語暗記法がかなり詳細に紹介されたのに、
それ以降、これだけ進化のスピードが速く、様々なアプローチが取り入れられてきた
大学受験向け単語帳で、語源を元にしたものがほとんど定着しなかった事実からしても、
大学受験レベルの英単語は、語源にこだわるよりも、単純に意味を丸暗記、
あるいは例文やコロケーションの中で覚えるやり方のほうが効率的だということ。
逆に英語ネイティブ向けのボキャビル本は、元のラテン語などの形を残す難解な単語
(日本の大学受験にはほぼ関係ないレベル)の比重が高いので、語源を元にした暗記法を
取り入れたものがほとんど。