偏差値操作の手口

1 定員を減らす
100人募集を50人へ減らしたとする。そうすると、入学試験で1位 - 100位まで合格するところを、
1位 - 50位までしか合格しなくなるわけだから、より高い学力の人50人しか合格出来なくなり、偏差値は上昇する。
入試形態を多様化し、日程を複数用意するなどして、各入試方法の定員を減らすという方法もとられる。
また、操作している事実が表面化しない方法であるため、多くの大学で行われている。

2 科目数を減らす
受験科目数が少ないと、特定教科だけを得意とする学生や不要科目の受験勉強を放棄して
入試で必要な科目に特化した学生が多く受験することになる。
当然だが、一部の科目だけで高偏差値を取るよりも、より多くの科目で高偏差値を取るほうが難しい。
しかし、入試難易度として表示されるのはもちろん必要な科目のみの偏差値であるため、
科目数が少ないほうが合格者の総合的な学力に比べて偏差値が高く出る傾向がある。
故に、3科目以下の受験などで、偏差値を高く見せかける大学が多くある。
また、科目数を減らすだけではなく苦手とする学生が多い科目を選択科目にしたり入試科目から除外して、
母集団の平均レベルが低い科目のみを受験科目にできたり配点比重を大きくすることで、
偏差値操作をすると同時に受験生人気を得ることができる。

極度の細分化入試と得意科目選択型入試は典型的なコレ
こんなものに引っかかってOBが貧弱な駄目大学に進学するバカが後を絶たない