【V2 レトロスペクティブにみたビジュアル 13-1】
課題文はお堅い教育論で、焦点は「関係代名詞の what」。久しぶりにルールの紹介があり、
ルール 9「疑問代名詞と関係代名詞のwhatは、名詞節をまとめると同時に節の中で代名詞として働く。」
(1) I asked her what Benjamin wrote. これは疑問代名詞にしか読めない。
(2) I don't believe what he say. これは関係代名詞にしか読めない。
[途中] He sometimes forgot what he was talking about. これはどちらにも読める。

結局形の上からの違いはなく、内容の違いで判断するしかない。
・・・よく考えると、動詞が決めてるんですよね。というのは(1)と(2)の名詞節を入れ替える。
(1)′ I asked her what he say. これは疑問代名詞にしか読めない。
(2)′ I don't believe what Benjamin wrote. これは関係代名詞にしか読めない。
whatが導く節を取り換えても、(1)は疑問代名詞としてしか読めず、(2)は関係代名詞としてしか読めない。
主節の動詞がなんであるかで、疑問代名詞の節か、関係代名詞の節かが決まるのですね。