>>972 つづき)

外部の者からは同じ「駿台構文主義」の名のもとに括られ、駿台英語科主任としては後任であった高橋義昭氏の著作に関して
伊藤先生がほとんど全くコメントしていないのが興味深い。

旧版の『英文解釈教室』には教授法としては立場を異にする鈴木長十氏が推薦文を書いていた。
ところが伊藤先生が推薦文を書いていたのは、入不二基義氏の『思考する英文読解』の方であった。

私も伊藤先生の教授法の後継者は入不二氏だと思っている。
『思考する英文読解』は絶版だが、入手出ればお勧めしたい本のひとつだ。